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思考法(その1:トリプルシンキング)

  • のり
  • 3月24日
  • 読了時間: 2分

ネット上で思考法を検索すると、よく見掛けるものから初めて目にするものまで多くの思考法の手掛かりが見つかります。

なんとなく提唱した者勝ち感が否めず、マイナーなものの中には、どうやったら学べるのだろう?思考法にする必要がある?というものも存在します。

そんな中でもビジネスで有効かつ必要とされるメジャーな思考法が以下の3つでして、トリプルシンキングと言われています。


➀ラテラルシンキング(水平思考)


②クリティカルシンキング(批判的思考)


➂ロジカルシンキング(論理的思考)


トリプルシンキングと言われているからといって必ず3つを組み合わせて使用するものではなく、それぞれを異なる局面でピックアップして使用する方が多いと思われます。

それぞれの概要は以下になります。

No.

思考法

利用局面

ラテラルシンキング (水平思考)

これまでの常識や前提に捕らわれず、マンネリから脱却して画期的なアイデアを生み出すための思考法です。

ラテラルシンキングが適しているのは以下のようなケースです。

・新商品、新サービス、新企画を検討する場合

・ロジカルシンキングでの課題解決に行き詰った場合

クリティカルシンキング (批判的思考)

先入観を排除し、現状を客観的に再検証するための思考法です。

クリティカルシンキングが適しているのは以下のようなケースです。

・何等かの結果や報告に対して疑問を感じている場合

・溢れている情報の中で事実なのか意見なのかを明確化したい場合

ロジカルシンキング (論理的思考)

思考法として最も目にする機会が多いもので、結論に至った根拠を明確にして、相手を納得させるための思考法です。

ロジカルシンキングが適しているのは以下のようなケースです。

・プレゼンテーション、交渉に備えて準備する場合

・課題解決策を立案する場合

3つを組み合わせる場合の例としては以下のようなイメージです。


3つの思考法を組み合わせる場合の例
3つの思考法を組み合わせる場合の例

それぞれの思考法の具体的な方法については次回以降で説明します。


■所感

やはり、普段から意識してできている思考法はロジカルシンキングになると思います。というのも、何をするにも結論に至った根拠を説明しないと相手は納得してくれません。ただ、自分がロジカルシンキングの全てのエッセンスをうまく活用できているとは思えませんので、ネットには転がっていない情報を求めて書籍を購入するなどして、ロジカルシンキングを向上させていこうと思います。

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