こんにちは「なかむら」です。
Ace9でもMicrosoft Copilotを使ってみようという声があったので(というか、なかむらがお願いしてみた)、一部メンバーが使えるようにしてもらいました。
巷ではこれを導入したことでかなり業務効率があがった、なんて声も聞こえてきたりしますので、少し期待しながらどんなことができるのか少し紹介していこうと思います。
本記事の想定読者
Microsoft Copilotを会社で導入したが、使い方がイマイチわからない人
Microsoft Copilotの導入を検討している人
※以下Microsoft CopilotをCopilotと記載
TeamsのCopilot使ってみた
TeamsでCopilotを使うと、チャット形式で対話しながら質問に答えてもらったり、いろいろ出来るようです。ここではプロジェクトのファイル探しをお願いしようと思います。
まず、自分のOneDriveに以下のファイルを格納します。このファイルは政府が公開している報告書の事例です。Publicなファイルなので動作確認としてこれを使用します。
OneDriveの中には、「00249.pdf」という名前で格納しました。ファイル名からは内容が類推できないようになっています。
Copilotに「資源エネルギー庁に関するファイルを探して」とお願いしてみました。
すると…
ちゃんと想定されたpdfファイルを見つけてきました。それ以外にも関連しそうなファイルを候補としてあげてきました(こちらは内容はあまり関係ありませんでしたが…)。
ファイルの中身を確認していることがわかります。
もう一つやってみましょう。
今度も政府が公開している資料を自社のSharePoint上に格納しました。(同じく類推できない名前のpdfファイル)
AI活用に関する資料を探してほしい、とお願いすると、、
想定されたファイルとAIに関連する社内文書も併せて探してきました。
さらに、既存資料として「Ace9の組織図を探して」とお願いしても、以下のようにドキュメントを探してきてくれます。
今回はファイルを探すだけでしたが、実際にファイルの中身まで言及して知りたいことも回答してくれます。
プロジェクトでファイルをいつも探している整理整頓できないあなた、便利だと思いますよ。また、プロジェクトの新規参画者が知りたいことがあったらまずCopilotに聞いてみる、ということに使ったら、有益なのではないでしょうか。
WordのCopilot使ってみた
Wordについてはある程度使い方の想像がつくかもしれませんが、文章の草案を作ってくれます。
以下のように、「AIに関する半導体製品の正解シェアと今後の予測について2ページ程度でまとめたい」と命令してみると、、
以下のような文章を作ってくれます。割としっかり書いてくれているように見えます。
ただ、気を付けなければいけないのは、内容を読んでみると結構誤りがありました。(テーマが変動的すぎて、情報収集が追い付いていない?)きちんと校正が必要であることは認識したほうがよいと思います。
PowerPointのCopilot使ってみた
PowerPointでは、Copilotがスライド案を作ってくれます。
「以下についてのプレゼンテーションを作成する…」をクリックし、下の赤枠に作りたいスライドの指示を書きます。
※注意
赤枠の中で「~作成する…」のあとに改行を入れたらうまく動きませんでした。そのまま指示を入力したら動きます。
スライドが作成されました。デザインもそれなりに作ってくれています。
右ペインの「デザイナー」をクリックすると、複数の候補からデザインを選択もできます。
スライドの枚数も15枚と、しっかり作ってくれています。
最後に
今回Copilotの機能のほんの一部を紹介しましたが、かなり強力なツールだと思ってもらえたでしょうか。これからもどんどん新しい使い方が出てくるのではないかと思います。
こういったタスクにかける時間を極力少なくして、本当に時間をかけたい業務に注力できるようになるとよいですね。
【今日の格言】
「時間は友でもあり敵でもある。どのように使うかが重要だ。」
レイ・クロック
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