アーキテクトGの「やま」です。
先月開催された東京AI祭に行ってきましたので、今回はそのお話をしたいと思います。
この東京AI祭は、「『AI』する未来はここから。」というコンセプトを掲げ、AI展示、トークセッション、ハッカソン大会などが行われました。
まずは、今回この祭りに参加した目的は2点でしたが、
・現在のAI最先端を知ること
・業務改善案につながることがないかの調査
参加した感想は
参加した感想は、この祭りは主に画像生成AIがメインでクリエイティブな側面が強かったです。業務改善に関するものも若干ありましたが、画像生成の最先端のAI事情を知ることができました。ハッカソンのグランプリや各企業の展示出展など、見ごたえたっぷりの2日間でした。関係者や来場者が若い人ばかりで、会場全体が技術と情熱が交錯する空間に満ちており、未来の一端をのぞいているような感じでした。
下記、自分の感想が混じっておりますことお許しください。
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展示ブース
興味を惹かれたのは、「mitator AI」と呼ばれる画像生成系AIです。このAIは、大量の器の画像を学習し、物の特徴(形や色など)から「見立て」を行い、生成画像から得られる情報をもとに3D変換し、最終的に3Dプリンターで器を作成することができるというものでした。この技術には驚きましたが、残念ながら、生成AIの権利問題などの理由から、現在は販売されていないそうです。
mitate AIが
特徴の抽出と見立て
➡
この器の詳細はこちら
【mitate AI design project】
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ハッカソン「AI技術大合戦」
大会会場のフロアでは、来場者が入りきれないほどの注目を集めていました。
メイン部門とGPTs部門の優勝は下記となります。
メイン部門の優勝作品:「AIコーチと『Unreal Engine』を学べるメタバース学園」
→この作品は、AIにゲーム開発ツールである「Unreal Engine」の教育を提供し、
メタバース上で受講者に対してUnreal Engineの学習を可能にするものです。AIが質問して教育を行うため、間違った回答がほぼないとのことでした。
【Unreal Engineを学べるメタバース学園都市】
・GPTs部門優勝:ほっこりアルバム ~「太郎」の思い出スタジオ~
→高齢者の懐かしい思い出を画像として再現をするAIで、
過去の思い出から画像を生成し高齢者に見せることによって、思い出を思い出させる
作品です。高齢者の認知症対策の「回想法」として利用できるようです。
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トークセッション
業界リーダーが登壇し、AIの将来の展望や現在の課題について議論しておりました。
LLMには意識を宿らせるべきか、意識の定義とはの議論や、
LLMの未来としてLLM(Large language Model)は学習でコストがかかるのでSLM(Small Language Model)としてあるものに特化(法律や医療など)したものが普及するのではのお話もありました。
また、日本はAIの普及が1年くらい?遅れているみたいなので、国産LLMが早く普及に期待しています。
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答え合わせ
前回のブログでChatGPTに東京AI祭りの見どころを聞いていたので
ChatGPTの回答を確認ですが、間違ってはいなかったです。
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まとめ
今回は、東京AI祭に参画して思ったことは、目に映るのはAIの展示ブースでした。その中で特に印象的だったのは、若手エンジニアや大学生(AIの会社を起業)の方が一丸となってAIに取り組んでいる姿に未来を拓く情熱を感じました。このイベントでは、若者たちが積極的に情報を共有し、AI技術の発展に向けて協力している姿勢が見て取れました。これからの未来に期待が高まります。
余談ですが、
今回のAI祭りは、スタートアップという形で人の力で開催しておりますが、祭りのすべてのノウハウを東京AI祭運営AIキャラクタのSaiちゃんにお勉強させて、将来はSaiちゃんが主催しイベント企画、実行してできるようにしていくそうです。楽しみです。
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